2015年3月7日土曜日

KVMにおける課題解決の進捗

残課題

・spiceを使わずvncで受けることができないか?
 →できそう。ただし、解像度を明示的に変更することができずに、なんか小さい画面になってしまう。

・サウンドカードの認識。Radeon5770のHDMIオーディオでは出力できているがリモートデスクトップで鳴らすことができない。ac97を使っているが、GUIのときに使っていたich6にすることができればよいのか?
 →ゲストOSが64bitである場合、ich6でないと音が鳴らないようだ。
  ac97でも起動はできるが、ゲストOS上ではうまく認識できなかった。

・Radeon5770につながっているモニター上で、どうやってマウスとキーボードを使えるようにするか?
 →未解決

・Windows7 64ビットにてGPUをPCIパススルーしていると、ほかのグラフィックアダプタ用ドライバがことごとくエラーになる。
 qxlも!マークがついてしまう。cirrusにするとWindows側では標準VGAアダプタのドライバとなり
 解像度設定も安定する。

・M/Bはギガビットイーサなのに、仮想マシンは100Mbpsである。
 →'rtl8139'から'e1000'に変更することで、ギガビットイーサになる。
   何かの要因で、デフォルトゲートウェイが消えるトラブルに陥る。
   ゲストOS(Windows)のレジストリをいじれば何とか消えないようにできる。
   根本的にはxml上のaddressエレメントを一回消したり、ドライバとデバイス自体を
   一旦削除して、追加することで回避できるのではないかと思う。
 →’virtio’にすると10Gbpsで認識される。(Windows7ではBSOD)

・virtioドライバでディスクのI/Oの向上。
 →Windows8.1では認識される。実感しているかは不明。
  テクニックとして、まず仮のディスクイメージをマウントして、ゲストOSでvirtioドライバを
  インストールして、HDDとして認識させておいて、システムHDDをvirtio化する
  うまくできたら、仮のディスクをアンマウントして、はずすと綺麗になる。

Windows7HP64bitのゲストOSでは、virtio系ドライバを入れると
 全てフリーズかBSODにつながる。Windows8.1でそれほど問題ない。
 →Windows7HP64bitでBSODになるのはviostor.sysで、これはHDDのドライバ。
   virtioドライバの0.1-100、0.1-81、0.1-52を試したが全て駄目。
   仮想HDDドライブを新たに作り直しても駄目


・仮想マシンシャットダウン時(再起動時も?)に、エラーを吐いてフリーズしている。
 →パススルー関連でエラーが発生し、コマンド受付できなくなる
 →ホストでドライバの「radeon」 「dram」 「snd_ _intel」をブラックリストへ追加
  およびgrub2のカーネルパラメータに「nomodeset」を追記して
  起動時にドライバを読み込ませなくすることで一応解決を見た。

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